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藤井 和美*; 岩波 勝*; 石岡 真一*; 金子 哲治*; 田中 徳彦*; 川原田 義幸*; 横山 裕*; 梅原 隆司*; 加藤 千明; 上野 文義; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)13号機は、海水および淡水が注入され、原子炉格納容器(PCV)の腐食劣化が懸念されている。1FのPCVは廃炉作業を進めるために重要な設備であり、その腐食劣化を抑制することが必要である。本発表では、沈殿皮膜型の防錆剤候補として選定した亜鉛/炭酸ナトリウム混合リン酸塩の希釈人工海水環境中でのPCV材料の腐食に及ぼす影響について検討した結果を報告する。
金子 哲治*; 田中 徳彦*; 川原田 義幸*; 藤井 和美*; 岩波 勝*; 石岡 真一*; 横山 裕*; 梅原 隆司*; 加藤 千明; 上野 文義; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)13号機は、海水および淡水が注入され、原子炉格納容器(PCV)の腐食劣化が懸念されている。1FのPCVは廃炉作業を進めるために重要な設備であり、その腐食劣化を抑制することが必要である。本発表では、沈殿皮膜型の防錆剤候補として選定したタングステン酸ナトリウムおよび亜鉛/モリブデン酸ナトリウム混合リン酸塩の希釈人工海水環境中でのPCV材料の腐食に及ぼす影響について検討した結果を報告する。
佐藤 智徳; 加藤 千明; 本岡 隆文; 上野 文義; 中野 純一; 金子 哲治*; 田中 徳彦*; 川原田 義幸*; 藤井 和美*; 岩波 勝*; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所の原子炉格納容器において、長期健全性の確保のためには腐食対策は重要項目の1つである。格納容器内の腐食環境は、デブリなどからの放射線にさらされており、この放射線の影響を考慮した腐食評価が重要である。本発表では、腐食抑制剤を添加した希釈人工海水中での炭素鋼の腐食試験を線照射下で実施し、防食効果が線照射により影響されるのかを評価した結果を報告する。
金子 哲治*; 田中 徳彦*; 川原田 義幸*; 藤井 和美*; 岩波 勝*; 石岡 真一*; 横山 裕*; 梅原 隆司*; 加藤 千明; 上野 文義; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)13号機は、海水および淡水が注入され、原子炉格納容器(PCV)の腐食劣化が懸念されている。1FのPCVは廃炉作業を進めるために重要な設備であり、その腐食劣化を抑制することが必要である。本発表では、希釈人工海水環境中でのPCV材料腐食に対する防錆剤候補として選定したタングステン酸ナトリウムおよび亜鉛/モリブデン酸ナトリウム混合リン酸塩の、腐食進展後の添加による腐食抑制効果と、臨界防止剤であるホウ酸との共存性ついて検討した結果を報告する。
藤井 和美*; 岩波 勝*; 石岡 真一*; 金子 哲治*; 田中 徳彦*; 川原田 義幸*; 横山 裕*; 梅原 隆司*; 加藤 千明; 上野 文義; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)13号機は、海水および淡水が注入され、原子炉格納容器(PCV)の腐食劣化が懸念されている。1FのPCVは廃炉作業を進めるために重要な設備であり、その腐食劣化を抑制することが必要である。本発表では、希釈人工海水環境中でのPCV材料の腐食に対する防錆剤候補として選定した亜鉛/炭酸ナトリウム混合リン酸塩の、5000時間までの長時間の腐食抑制効果と、その機構について検討した結果を報告する。
加藤 千明; 佐藤 智徳; 上野 文義; 金子 哲治*; 田中 徳彦*; 川原田 義幸*; 藤井 和美*; 岩波 勝*; 石岡 真一*; 横山 裕*; et al.
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)13号機は、水および淡水が注入され、原子炉格納容器(PCV)の腐食劣化が懸念されている。PCV内には燃料デブリやCsなどの放射線物質が存在しているため、放射線の影響を考慮した腐食評価が重要である。本発表では、線照射下希釈人工海水環境中でのPCV材料腐食に対する防錆剤候補として選定した五ホウ酸ナトリウム, タングステン酸ナトリウム, 亜鉛/モリブデン酸ナトリウム混合リン酸塩、及び亜鉛/炭酸ナトリウム混合リン酸塩について、腐食進展後の添加による腐食抑制効果について検討した結果を報告する。
横山 裕*; 梅原 隆司*; 金子 哲治*; 田中 徳彦*; 川原田 義幸*; 藤井 和美*; 岩波 勝*; 石岡 真一*; 加藤 千明; 上野 文義; et al.
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海水および淡水等が注入された福島第一原子力発電所13号機は、廃炉までの長期間、腐食環境に曝されると考えられる。特に炉心冷却のための注水を行っている配管は炭素鋼製であり流水環境に曝されているため、事故後から将来に亘る腐食挙動の把握が必要である。本発表では、希釈人工海水の流水下での注水配管材料の腐食に対し、タングステン酸ナトリウム、亜鉛/炭酸ナトリウム混合リン酸塩及び亜鉛/モリブデン酸ナトリウム混合リン酸塩を防錆剤に用いた場合の抑制効果の検討結果について報告する。
佐藤 智徳; 加藤 千明; 上野 文義; 逢坂 正彦
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福島第一原子力発電所1-3号機では、デブリ取出し時にPCV内が大気開放されるため、防錆剤の使用が検討されている。そこで、線照射下で腐食試験を実施し、防錆剤の効果に対する線照射の影響を確認した。防錆剤にはタングステン酸ナトリウム(NaWO)、亜鉛/炭酸ナトリウム混合リン酸塩(MPCI)、亜鉛/モリブデン酸ナトリウム混合リン酸塩(MMPI)を用いた。また、各防錆剤に関して、照射下で自然浸漬電位を測定し、電位の変化に基づき防錆剤の照射下での効果を検討した。腐食試験の結果、NaWOでは、5000ppm以上では腐食が抑制されることを確認した。MPCIおよびMMPIではすべての条件において腐食の抑制が確認された。電位測定において、NaWOでは電位の大きな上昇が確認され、線照射下でも安定な不働態皮膜が形成され、腐食が抑制されたと考えられた。一方、MPCIでは、添加なしとほぼ変わらない電位が観測され、カソード反応とともに炭素鋼の溶出反応も抑制されて腐食が抑制されることが示唆された。MMPIでは若干の電位の上昇が確認され、リン酸塩によるカソード反応抑制よりも、モリブデン酸による溶出抑制が線照射下でも支配的に働いたと考えられた。
大谷 恭平; 上野 文義; 加藤 千明
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本発表では、既存の防錆剤よりも1F環境を想定した環境負荷の小さい腐食抑制剤を開発するため、これまでに腐食抑制剤として着目されていなかった乳酸アルミニウムに着目し、既存の腐食抑制剤であるモリブデン酸ナトリウムと混合することで相乗効果を示すことを明らかにした。XPS分析の結果、炭素鋼表面に数十nmのアルミニウムおよびモリブデンの酸化被膜が形成することで炭素鋼の腐食を抑制していることを見出した。
大谷 恭平; 加藤 千明
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【課題】本発明は、添加コストや排水の水処理コストが低い防食剤および防食方法を提供することを課題とする。 【解決手段】本発明は、(A)乳酸アルミニウム、および(B)無機酸塩および有機酸塩から選ばれる1種または2種類以上を含有する、水系における金属部材の防食剤、および同防食剤を用いた水系における金属部材の防食方法を提供する。